なぜさくらがいないのか

出会い系サイトに多くには、いわゆるさくらがいて、サイトの収益を上げようとしています。でも中には、さくらが存在しない優良サイトもあります。その違いは一体何でしょうか。それはさくらの仕事内容を調べると分ってきます。

さくらは出会い系サイトの運営者に雇われているバイトです。時給制、出来高制に関わらず、メールのやり取りをすることで収入を得ています。収入の源泉は当然サイトを利用している方々です。

さくらの重要な役割としては、実際は圧倒的に少ないサイト内の女性会員を、多数存在するように思わせ、男性会員とのメールで、相手に少しでも課金させることです。

男性会員は、女性からのメールが多数届いたり、掲示板の更新サイクルが早かったりすると、サイトに女性会員が多数いて、すぐに出会いが実現するように錯覚します。さくらはその気にさせるようなメールばかり送ってきますから、そのうち会えるから少しくらい料金がかかってもいいか・・と思ってしまいます。

悪質な出会い系サイトは、全てまたは殆どがさくらで構成された砂上の楼閣そのものです。メールで親密になったと思っている女性は、下手するとバイトの男性かもしれないのです。

逆に、女性会員が多くて、会員同士の交流が活発ならば、人件費を払ってサクラを雇う必要もありません。会員の方からの収入で充分賄えるからです。女性会員が多いということは、男性会員にとっては対象が多いということなので、出会える可能性も高いということです。評価が高い出会い系サイトは、口コミ等で広がりますから、出会いを求める男性会員も集まってきます。

よく出会えるという評判のサイトは優良なサイトですから、必然的にさくらは不要なわけです。

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