無料ならさくらはいない

出会い系サイトにおけるサクラの一番の役割は、利用者に少しでも多くのお金を使わせることなのはお分かりでしょう。これは利用者がサービスを利用した分だけ課金される、いわゆるポイント制のサイトに当てはまります。

しかし、無料の出会い系サイトの場合、利用者がいくらメールでやり取りしてもお金がかからないため、運営者の収入が増えるわけではありません。なので、わざわざ人件費を使ってサクラを雇うようなことはないと言えます。

では、無料の出会い系サイトはどうやって運用されているのでしょうか。素敵な出会いを供給するためのボランティア活動?。まさかそんなことはありませんよね。会員から料金を取らない無料の出会い系サイトの大半は、広告収入で運営されています。

例を挙げると、サイト上に別のサイトのリンクを広告で載せます。サイトを閲覧する人が多いほど、宣伝効果は大きくなるので、無料サイトには広告費が収入として入ってくるわけです。

その他によく見られるのが、メルマガによる宣伝広告です。無料の出会い系サイトに登録すると、ほぼ間違いなくサイトから広告のメールが届きます。あくまで広告なので、メールをみた利用者の方々が広告のサイトに必ず行く訳ではありませんが、中には興味を持ってサイトを訪問する方もいるでしょう。それにより、広告を出しているサイトは結果的に利益になる訳です。

以上のように、無料の出会い系サイトで人気が高く会員数も多いほど、広告による収入が期待できるので、サクラが存在する可能性は低くなるわけです。

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